top of page

Photo

2014/04/16~2014/04/30

2014/04/31~2014/05/21

2014/05/23~2014/05/29

 

2014/05/30~2014/06/04

 

2014/06/05~2014/06/14

 

2014/06/18~2014/06/29

 

2014/07/02~2014/09/27

 

2014/09/29~2014/10/09

 

2014/10/10~2014/10/16

 

2014/10/17~2014/10/21

 

Vietnam

 

 むっとする熱気、甘ったるい果実が腐ったような匂い、ああ自分は熱帯にいると感じる。いい人も悪い人もいる。ホーチミンはとても都会だった。ベトナムに来てから見たバイクの量はわたしが人生で見てきたバイクの量を軽く超えたに違いない。ニャチャンの朝焼けに感動し、ホイアンで日本人の温かさにふれた。ベトナムでのんびり過ごしていると、そのまま溶けてしまいそう。

Laos

 

 ラオスの良さは旅行では分からないなあと思った。偶然のタイミングから、住み込みでお世話になったYu La La Cafeのオーナーご夫婦をはじめ、ビエンチャン在住の日本人のみなさんにたくさんお世話になりました。東南アジアの中でぼったくりがほぼない、唯一の国ではないだろうか。飢えない最貧国と呼ばれるラオスは、人の性格ものんびりで、温かい。さっさとタイへ抜けようと思っていた予定は、延びて延びて二週間に及び、ラオスはわたしがもう一度帰りたい場所になった。

 

India

 

 多い、とにかく人が多い。ここが世界第二位の人口を持つ国であることが一瞬で分かる、混雑。鳴り響くクラクションと、鼻につく動物の匂い。ガンジス川を眺め、生と死が日本よりも身近に感じる。まるで異なる二つの国が一緒になっているような、身分の差が見えて、人の可能性について考える。インド人は誰も信用してはいけない、なんて誰かに聞いたけれど、他の誰でもない、私の目で見たインドは、暑くてうるさくて埃っぽくって、大きな輝く目を持つ人たちの国だった。

Thailand

 

 ラオスのビザランのために初めてタイに入ったときに、タイ人のおばちゃんたちと一緒に行進する僧侶にお経?を唱えた。タイに対するイメージは完全に仏教国。バンコクなんて、私の地元より何倍も都会なのに、街中の高層ビルにはさまれていくつも、祠を見ることができた。宗教っていうものが、人々の生活のすぐ近くに息づいていた。クーデターのせいか、普段より少し静かだという旅人の聖地、カオサン通りの、何年もバックパッカー達を迎え見送ってきた独特の空気が、なんだか心地よかった。

Cambodia

 

 「カンボジアといえばアンコールワット」という知識くらいしかなかったわたしにとってカンボジアは、いろいろな意味で期待を裏切られた国。絶景からビーチリゾート、今まで知らなかった残酷な歴史。お年寄りの少ないカンボジアは、なんだか街中で出会うカンボジア人みんなイケイケ系だったような気がする。笑

 そんなカンボジアで私は、22歳になった。去年の私には想像もできなかった、実際に海外を放浪している自分にちょっとだけ浸った。

Malaysia

 

 東南アジアの中で、一番イスラム色の強かったマレーシアは、同時に中華系とインド系の混じった多民族な雰囲気がとても面白かった。さまざまな文化が混じり合い、飽きることがない。ラマダンだからレストランは中華料理しか開いていないとか、ラマダンだからフェリーの運行スケジュールが変わるとか、ずいぶんと振り回されたけれど。日本人の若者に自殺が多い理由のひとつは「宗教が根付いていないから」だと聞いたけれど、実際に海外の国と宗教の関わりを肌で感じて納得…。

 

Japan

 

 東南アジア三ヶ月の放浪を経て一度帰国した、日本。帰国直後にデング熱にかかってぶっ倒れたり、大阪で路上販売に初挑戦したり、沖縄でラジオの公開収録に出演させていただいたり、沖縄の学生や旅人とすてきな出会いがたくさんあったり、軽井沢でカフェの運営に携わらせてもらったり、せっかく帰国したのにばたばたと名古屋にいない日々が続いた。本当は、一時帰国は逃げ道だった。東南アジアで懲りたらそのまま大学に戻るつもりだった。でも、まだまだ私は旅をやめられない!

 

Russian

 

 船で日本から行けると聞いて、ただ船での出国に憧れて決めたロシア行き。世界の車窓から、を実際にシベリア鉄道でやってみたり、ロシア人の優しさにふれてじんわりした国。きっとロシア人の寛大さはこの国土の広さ故に違いない。丸一日乗っていたって、列車の窓から同じ風景が続くのだから。結局目的だったバイカル湖はまだ凍っておらず、また必ず来よう、と心に決めた。きっとこの国はそんなにいそいで旅をする場所じゃないんだ…

 

Mongol

 

 大好きな場所のひとつになった。こんなに広い空を見たことがなかった。地平線から地平線まで天の川がかかっていた。どちらを見ても、絶景で、カメラにおさまりきらない。結局ぐるりと動画で撮影することになった、モンゴル。わたしたちは地球に生かされているんだっていうことが自然に身体に染みてくる。何を制覇した気になっているのかな、人間。きっとここはずっとずっと昔から、そしてきっとこれからもしばらくずっとこのまま。

 

China

 

 正直に言うと、中国っていう国の雰囲気は苦手だった。北京や上海、成都さえ行っていないのだからあまり中国に関して語れることは多くないけれど、中国人はとっても好きになった。たった5日間の滞在で、一体何人の中国人が私を助けてくれたかわからない、彼らは言う「中国のニュースでは戦争したいだけの人が日本の悪いところばかり報道しているけれど、私たちはそう思わない。」日本のニュースで勝手に中国をこわがっていた私は恥ずかしくなった。

 

bottom of page